*早めの取り組みを

『20代で”終活”増加中』

毎日新聞でこんな見出しの記事を読んだ。

簡単に内容を説明すると、20〜70代の男女1500人を対象に葬祭事業社が実施した調査では、約6割の人が自身の葬儀をしてほしくないという結果が出た。

4人に1人が終活に取り組む中で、20代もかなり多いことが分かったというものである。

私自身も個人的に周りの人に終活に関するアンケートを取っているのだが、高齢者といわれる世代の人より、私の年代である40〜50代の人の方が終活に関心を持っているような感じがした。

最近でこそ終活という言葉は定着してきたが、実際にしている人が少ないのもまた事実。

昔は終活なんて言葉がなかったのだから高齢者がピンとこないのも当たり前である。

しかし時代は変わった。

親戚や隣近所で何でも解決してきた昔と違い、今は専門業社にお金を払って頼むのが一般的である。

高齢化社会になり、老後と呼ばれる期間から人生最期の日の迎え方も大きく変化した。

納得のいく最期を迎えるためにも、人生について考える終活は大切なことである。

病気になって入院することになった時、介護が必要になった時、考えたくはないが自分が亡くなった後のこと。

終活は早め早めの取り組みが成功の秘訣である。

終活に必要な”気力・体力・判断力”が揃っている今こそ、始めるのがベストではないだろうか。