個人的な話だが、今日は特別な日だ。
私の誕生日である。
数人の友人からお祝いのメッセージが届き、家族がケーキを用意してくれて、なかなか幸せな人生を送っていると思う。
ちょっと人生を振り返ってみた。
お祝いしてもらうのはいくつになっても嬉しいのだが、私はある程度の年齢になってから自分の誕生日は母親に感謝する日にしている。
46年前の今日、母親が頑張ってくれたおかげで私は今ここにいる。
母親は偉大だ。
人生100年時代と言われているが、未来のことは誰にも分からない。
すでに老眼鏡のお世話になっている私だが、この先ひざが痛くなってコンドロイチンのサプリを飲んでいるかも知れないし、もっと先には杖を使って歩くようになっているかも知れない。
歳を重ねて身体に不調は出ても気持ちは明るく楽しい毎日を過ごしていたいものである。
終活をするということは、自分自身と向き合うこと。
とは言っても、働き盛りや子育て世代の人は本当に毎日忙しいと思う。
自分の時間などゆっくり持てないのが常である。
しかし自分の誕生日ぐらいは少し立ち止まってみてはどうだろうか。
自分が生まれた日のことから現在のこと、そして少し先の未来とその先にある人生の終わりの日。
気持ちに余裕がある時に自分の意思(理想や希望)を確認してみてほしい。
何となく毎日を過ごしていてドラマチックなことが起こらなくても「朝、目が覚めた」「今日も家族とご飯を食べた」「友達と笑い合った」そんな当たり前の日常が本当は一番幸せだったりする。
今日も今日とて・・・
誕生日のように特別な日でなくとも、いつもと変わらない日々を過ごせていることに感謝してこれからも生きていこうと思う。