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*夏と高齢者

「暑いですね〜」

最近は人に会うたびに第一声がこれのような気がします(笑)

皆さん、いかがお過ごしですか?

梅雨明けが早すぎて、すっかり夏ですね。

暑さに老いも若きもないですが、やはり高齢者は特に気を付けないと夏バテしてしまうと思います。

筋肉量が減り、身体の機能が低下している高齢者は少しの油断が熱中症につながります。

以下のことに気を付けて生活していただきたいです。

  • 暑い時間帯の外出は控える
  • 出かける時は日傘や帽子、通気性の良い長袖の服を選ぶ
  • 水分補給を忘れず、こまめに飲水する
  • 室内の温度を調整する

高齢者の中には”もったいないから”とか”暑くないから”といった理由でエアコンや扇風機を使いたがらない人もいます。

でも、考えてみてください。

一番大切なのは自分の命です。

自分が快適に過ごせる環境を優先しなければ大変なことになります。

特に認知症になった場合、体温調節ができず、自分の着る服が選べない方もいます。

私の祖父がそうでした。

去年の夏、裏起毛のトレーナーに半纏を着て現れ、私をはじめ家族を驚かせました。

すぐに着替えてもらいましたが、背中は汗びっしょりで、でも本人は何とも思っていない様子。

高齢者は自分で気温や体調の変化に気付いていない場合もあるので、周りの人が気にかけてあげましょう。

当たり前のことですが、「食べること」「寝ること」「動くこと」は高齢者でなくとも生きていくうえで、とても大切なことです。

この夏を乗り切るために、普段の生活を見直し、生活のリズムを整えましょう。