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*天晴れ

いわゆる私は”おじいちゃん・おばあちゃん子”でした。

自営業で喫茶店を経営していた母に代わり、子供の頃は旅行などよく連れて行ってもらったものです。

私が小学生よりまだ小さかった頃、祖父は私を連れて飲み屋さんに行ったり(今の時代なら完全にアウト)、祖母には編み物を教えてもらったりと楽しい思い出がたくさん残っています。

祖母が亡くなって約30年。

先日、祖父が永眠いたしました。

特に大きな病気もなく天寿を全うした老衰で、90歳の大往生です。

私がこの仕事を始めようと思ったきっかけになったのが祖父の存在です。

ある程度の年齢になったら自分が死ぬ前のことと死んだあとのことを具体的に考え、家族や大切な人に自分の希望を伝えておくことで本人にとっても残される者にとっても後悔を減らすことができます。

私の場合は祖父が認知症になってから終活の重要性に気付いたので、祖父の希望を全て叶えられたかは分かりません。

「本人にとっていいようにしてくれること」と「家族がいいと思ってすること」は違うからです。

しかし、祖父が最期を過ごした施設では手厚いケアをしていただき、一人暮らしをしていた頃に比べて毎日が楽しかったと思います。

それは面会の時に見せる笑顔や、部屋に飾られていた季節行事の写真に写る満面の笑みを見れば分かります。

皆さんはどのような最期を迎えたいか、ぼんやりとでも考えていますか?

祖父が亡くなったことはもちろん悲しいですが、母も私も納得のお別れができました。

おじいちゃん、安らかにお眠りください。