前回に引き続き、生前整理のお話。
今回は子が親の整理を手伝う場合の流れと仕分け区分を書いておきます。
まず、本人にとって大切なものの確保です。その中でも
“絶対になくしてはいけないもの”(通帳や権利書等)
“解約時の手続きが必要なもの”(カード類)
“高級品”(宝石・時計・絵画・骨董品等)
に分けましょう。
次に、本人と相談してから決めるものを分類します。
“思い入れが強いもの、思い出の品”(写真等データ化も考慮)
“誰かが引き取って使用したいもの”(食器や家電等で親がすでに使用していないもの)
“今後も本人が生活に使用したいもの”(使用中の衣類や車いす等)
ここから仕分け作業を始めます。
「必要なもの」「保留して考えるもの」は箱に仕舞ったり、ひとつの部屋にまとめておいたりします。
「不要なもの」に関してはリサイクル(リサイクルショップやオークション)に出したり、人に譲ることを検討してみましょう。
廃棄処分する場合は、自治体の無料回収や専門業者に依頼します。
『そのうちに・・・』と思っていても、一気にできることではないので、私のオススメは『1日1捨て』です。
財布の中のレシート一枚でもいいんです。
不要なものを1日1個捨てるだけで、月に30個(31個)捨てることができ、スッキリします。
年末のこの時期をきっかけに、不要なものを処分して、スッキリした気分で新年を迎えませんか。