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    *どんどん外へ

    つい先日、夫と某ファストフード店に行った時のこと。

    久々に行ったその店舗は注文の仕方が以前と違っていた。

    テイクアウトもイートインもオーダーはタッチパネル方式になっていたのだ。

    機械は2台あり、私たちの前には高齢の女性2人組。

    どうやらタッチパネルの使い方が分からず、とまどっている様子。

    店員さんを呼ぼうとしていたが、気付いてもらえず私に声をかけてきた。

    私もそのお店の機械は初めてだったが、何とか教えてあげることができ、その方達にお礼を言われた。

    考えてみれば、最近はコンビニや飲食店も人を介さず注文をしたり、お会計をすることが増えたと思う。

    自分のスマホからQRコードを読み取りオーダーすることは高齢者にとっては少々、いや、かなりハードルが高いような気がする。

    もちろんスマホやパソコンを使いこなす高齢者もいると思うが、大半は今の時代の便利を不便と感じているのではないだろうか。

    コンビニも店員さんを呼べばレジ対応をしてくれるが、品出しをしている途中で声をかけるのは申し訳ないと思ったり、呼んでも嫌な顔をされたらこちらも気分が悪い。

    以前、私の祖父がコンビニで買い物しているのを偶然見かけたので様子を見ていたら、呼んだ店員さんは面倒そうな態度でレジ対応をしているのを見て、私は心が痛くなった。

    自分にとっては当たり前にできることでも、困っている人を見かけたら助け合いの精神で優しく接してほしいと思う。

    話を戻すが、冒頭で話したファストフード店で出会った女性2人組は帰り際にも話しかけてくれて『私たち80代だけど、この店に一度来てみたくて・・・ありがとう』と再度お礼を言ってくれた。

    年齢を聞いて、何歳になっても挑戦するということは素晴らしいことだなと思った。

    困り事があっても助けてくれる人はいるはずだから、高齢になっても健康でやりたいことがあるうちは、どんどん外に出かけてほしいと思う出来事だった。

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    *早めの取り組みを

    『20代で”終活”増加中』

    毎日新聞でこんな見出しの記事を読んだ。

    簡単に内容を説明すると、20〜70代の男女1500人を対象に葬祭事業社が実施した調査では、約6割の人が自身の葬儀をしてほしくないという結果が出た。

    4人に1人が終活に取り組む中で、20代もかなり多いことが分かったというものである。

    私自身も個人的に周りの人に終活に関するアンケートを取っているのだが、高齢者といわれる世代の人より、私の年代である40〜50代の人の方が終活に関心を持っているような感じがした。

    最近でこそ終活という言葉は定着してきたが、実際にしている人が少ないのもまた事実。

    昔は終活なんて言葉がなかったのだから高齢者がピンとこないのも当たり前である。

    しかし時代は変わった。

    親戚や隣近所で何でも解決してきた昔と違い、今は専門業社にお金を払って頼むのが一般的である。

    高齢化社会になり、老後と呼ばれる期間から人生最期の日の迎え方も大きく変化した。

    納得のいく最期を迎えるためにも、人生について考える終活は大切なことである。

    病気になって入院することになった時、介護が必要になった時、考えたくはないが自分が亡くなった後のこと。

    終活は早め早めの取り組みが成功の秘訣である。

    終活に必要な”気力・体力・判断力”が揃っている今こそ、始めるのがベストではないだろうか。

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    *思い出の形

    皆さんは『VHSの2025年問題』というのをご存知だろうか。

    これは、VHSテープの劣化により記録された映像が再生できなくなってしまう可能性が高まる問題のことである。

    VHSデッキの生産は終了しているので、そもそもビデオデッキやビデオテープ自体知らない世代の方もいるだろう。

    VHSテープの寿命は大体20〜30年らしいので、1990年代に普及し、家庭で使われていたビデオテープの耐用年数を迎えるのがまさに今という訳なのだ。

    昔は子どもの運動会にビデオカメラを持ったお父さん・お母さんをよく見かけたものだ。

    今はスマホで写真も動画も可能だが、デジカメや一眼レフ、ビデオカメラが主流の時代もあった。

    最近ニュースで見たのだが、この『VHSの2025年問題』を受けて、ダビング代行業者に駆け込む人が増えているらしい。

    自身でデジタル化する方法もあるが、VHS世代は若い人より高齢の人が多いと思うので、DVDやパソコンにデジタル化をすることが難しい場合にそういった代行業者が利用されているのだろう。

    自分の結婚式や子どもが産まれた時の映像など、祖父母世代にとっては懐かしい思い出がたくさん残っているに違いない。

    前回のブログで家族のルーツについて書いたが、家族が集まった時に昔の映像を観ながら思い出話に花を咲かせるのは実に素敵なことではないだろうか。

    かくいう私も結婚式の映像はビデオテープに残している世代なので、またいつか思い出を振り返ってみたくなった時のために、デジタル化を考えている今日この頃だ。

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    *家族のルーツ

    皆さんは先祖からのしきたりや自分の家族のルーツを知っていますか?

    昔は家長を中心とした大家族が多かったと思いますが、現代では核家族が主流になってきました。

    親戚が集まる機会も減り、若い人なら普段一緒に暮らす家族以外の親戚など見たことがないという人もいるのではないでしょうか。

    親戚の結婚式や葬儀で初めて顔を知ったという場合もあると思います。

    家族のルーツを知るには、両親や祖父母に聞くのが一番です。

    そして、ある程度の年齢になって終活をするのであれば、家族のルーツを子孫に伝えておくことは重要なことです。

    最期の時が突然やって来たり、認知症になって思い出すことさえできなくなったら、大切な家族の物語を後世に伝えることができなくなってしまいます。(これは相続などにも関係してきます)

    皆が集まる機会の時に家族のルーツを話したり、折に触れて思い出して書き綴っていきましょう。

    もうすぐ母の日ですね。

    今年は5月11日の日曜日です。

    母親というのは本当に偉大で、特別な存在だと思います。

    私にとって母は尊敬に値する人で、感謝しかありません。

    母とは仲が良く、休みの日には一緒に買い物に行ったり、親子ですが姉妹や女友達のような関係性だと私は思っています。

    私が起業する時も相談にのってくれたり、たくさんの協力をしてくれました。

    いつもいつも、本当にありがとう。

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    *ご縁

    終活に迷いがある方のお話をじっくり聞き、具体的に終活を進めるお手伝いをするのが私の仕事です。

    その中でエンディングノートの作成支援をしたり、必要があれば相談者様と専門家をお繋ぎします。

    先日、行政書士の方にお会いしました。

    詳しいご紹介はまたの機会にしますが、女性で、とても話しやすい雰囲気の方でした。

    終活の相談というのは自分のことはもちろん、家族のことまでプライベートな内容をお話ししていただくことになるので、親しみやすさや信頼性はとても重要だと思います。

    こちらの行政書士さんは、終活の中でも特に相続について力を入れているとのことでしたので、何か気になることがある方はROLLからご紹介します。

    相談者様と専門家のご縁を繋ぐのも私の仕事です。