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    ホームホスピスという選択

    先日、徳島新聞にROLLの紹介を掲載していただいたことがきっかけとなり、同市内でホームホスピスの代表をされている方から連絡をいただきました。

    ホームホスピスという言葉はあまり知られていないかも知れませんが、自宅のようなアットホームな雰囲気の中、5名前後の少人数で一人一人の尊厳を大切にしながら生活を送る場所のことです。

    「余命宣告をされた方が病院ではなく、ホームホスピスで暮らすことによって生きる力を取り戻した」という話も聞かせていただきました。

    皆さんは自分の老後や終末期について考えたことはありますか?

    設備の整った病院や施設で過ごしたいのか、それとも住み慣れた自宅での生活を望むのか・・・

    私は終活をする中で、医療や介護について考えておくことが重要だと思っています。

    親に終活を勧める場合も、親の希望を聞きながら家族で話し合ってみるといいでしょう。

    自宅での最期を望んでいても、体調面や家族の都合などで難しい場合もあります。

    そんな時にホームホスピスの存在を選択肢の一つとして思い出していただけたら幸いです。

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    *介護のお話(その2)

    今回は『介護を受ける人との接し方』についてです。

    ①傾聴、受容、共感

    話に耳を傾ける「傾聴」、話を否定せず受け入れる「受容」、喜怒哀楽に「共感」することが大切。

    ②非言語コミュニケーション

    肩に手を置く、手を握るなどのスキンシップも有効。リラックスして話せるような環境を整えることに気を配る。

    ③できることは本人にやってもらう

    介護とは、全てを世話するものではない。「衰え」ではなく、「できること」に目を向けて、役に立っているという自己有用感を持ってもらう。

    ④その人らしさ、その人らしい暮らしを大切に

    本人の意思や、その人らしい暮らし方を尊重するよう心がける

    私の祖父は認知症が進んでから表情が乏しくなり、ほとんど喋らなくなりました。

    こちらの言っていることが理解できているのか、正直分からないことも多々ありました。

    そんな時は手を握るなど、言葉ではないコミュニケーションが有効な場合もあります。

    介護は全てをやってあげるのではなく、本人のできることに目を向けることが大切です。

    否定するのではなく、受け入れる。

    介護の現場だけでなく、普段の人間関係でも実践できれば人との関わり方も違ってくるのではないでしょうか。

    参考資料:介護をする家族のための介護と保健ガイドブック

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    *介護のお話(その1)

    人間誰しも年老いてゆけば介護を必要とする日が来ると思います。

    心身ともに健康な状態を維持できていればいいのですが、要介護の状態になった場合、誰に相談すればいいのか・・・。

    高齢の両親、もしくは将来の自分のことで不安に思っている人も多いのではないでしょうか。

    私の場合は、認知症の祖父への接し方で勉強不足な点がたくさんありました。

    そこを踏まえて今回は『介護する側の心がまえ』のお話です。

    • 介護が必要な人の尊厳を保つ
    • できるだけ自立した生活ができるように、押し付けではなく寄り添う支援をする
    • 介護をする人が無理をしない(自身の健康や生活面を犠牲にしない)
    • 利用できるサービスがあれば積極的に活用する
    • コミュニケーション、団欒を大切にする

    介護が必要になった人は、いきなり何もできなくなる訳ではありません。

    今までは自分一人でできていたことも思うように動けなくなることで、不安や寂しさを感じながら毎日を過ごしていると思います。

    そんな中で自分を支えてくれる家族や友人知人はとても心強い存在になるでしょう。

    できるだけ食事は一緒にとる、お茶を飲みながらお喋りを楽しむなど、少しの時間でもコミュニケーションをとることで介護される人も喜んでくれるはずです。

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    *秋の過ごし方

    たまに昼間は暑さを感じる日もありますが、朝晩は肌寒い季節になりましたね。

    やっと秋の到来です。

    秋といえば『食欲の秋』『スポーツの秋』『芸術の秋』・・・と色々ありますが、皆さんは秋にどんなイメージをお持ちでしょうか。

    秋刀魚や栗、松茸など秋の味覚はたくさんあります。

    夏に食欲が落ちていた人は『食欲の秋』を楽しむのもいいですね。

    最近ではハロウィン(10月31日)も秋の行事として定着してきたように思います。

    日本では仮装した多くの人が集まるスクランブル交差点にDJポリスが出動する娯楽性の強いイメージですが、起源は古代ケルト文化の「サウィン祭」だそうです。

    この日は死者の霊が家族に会いに戻ってくる日とされており、その時ご先祖様の霊だけでなく、悪霊や悪魔も一緒にやってくると考えられていました。

    その悪霊や悪魔を追い払うため、自分を仲間と思い込ませるために恐ろしい姿(仮装)をしていたのだとか。

    そう考えると日本のハロウィンはパーティー感覚で、宗教的な意味合いは気にされていないように感じます。(笑)

    さて、私の秋は『読書の秋』でしょうか。

    秋だからという訳ではないのですが、私は時間ができたら近所の図書館に行くことがあります。

    仕事関係の本を借りるときもあるのですが、最近のお気に入りは絵本コーナーです。

    先日は時期的にオススメされていたハロウィンのお話の絵本を読みました。

    あと、ヨシタケシンスケさんの絵本もよく手に取ります。

    子どもの頃の純真無垢な心で読んでいたあの頃と、大人になってさまざまな方向から内容を汲み取れるようになった今では楽しみ方も違い、絵本は奥深いなあと思います。

    難しい本でなくとも、心を豊かにしてくれる絵本を読みに図書館に足を運ぶのが私の秋の過ごし方です。

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    *事業継続力強化計画

    令和7年10月8日、連携事業継続力強化計画の認定をいただきました。

    事業継続力強化計画制度とは、中小企業が策定した防災・減災の事前対策に関する計画を経済産業大臣が「事業継続力強化計画」として認定する制度です。(出典:中小企業庁ホームページより)

    何が起こるか分からない昨今。

    地震や台風の自然災害、サイバー攻撃、感染症の慢延など、非常時に事業の中断を最小限に抑えつつ、早期に事業再開するための事前対策をまとめた計画書を作成し、経済産業大臣の認定をいただいたのです。

    私は同じ市内で活躍する他2名の女性起業家さんと連携した計画書を提出しました。

    事業を中断しなくてはいけなくなってしまった場合、他の2事業者がフォローにまわる連携の形です。

    事前の備えはもちろん大切ですが、こうした連携の形をとることでさらに安心感が増しますね。

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    *終活を考える

    秋の気配を感じられるようになったと思えばもう10月。

    今年の夏は本当に暑かったですね。

    やっと過ごしやすい季節になったと安心していたらすぐに真冬になりそうでこわいですが・・・。

    さて、10月1日は『終活を考える日』でした。

    終活という言葉は割と浸透してきていると思いますが、実際に行動に移している人は少ないのが現状です。

    「何から始めたらいいのか分からない」

    「誰に相談したらいいのか迷う」

    こういう理由で終活が始められない人が多いのでないでしょうか。

    いきなり弁護士さんの所に行くのは敷居が高いと思います。

    そんな方々のお話をじっくり聞かせていただき、寄り添いながら終活を具体的に進めていくサポートをするのが私の仕事です。

    終活を始めるタイミングに決まった年齢はありません。

    人生の節目(定年退職、還暦、古希など)であったり、病気の告知や余命宣告を受けたとき、子や孫から終活を勧められたときなど人それぞれですが、終活を成功させるポイントは以下になります。

    ①身体も頭も元気なうちに始める

    ②節目のタイミングを利用して万一の時に備える

    ③「終活を始めたい」と思った時に始める

    早め早めに取り組み、”後悔しない”エンディングプランを組み立てて行くことが成功の秘訣です。

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    *防災月間

    9月も終わりに近付き、最近やっと涼しさを感じられるようになった今日この頃。

    こういう季節の変わり目は体調を崩しやすいので、夏の疲れがたまっている方は生活習慣の見直しをしてみるのもいいですね。

    さて、9月は防災月間でした。(9月1日は防災の日)

    皆様は災害に対する備えはしていますか?

    以前のブログでも書きましたが、防災と終活は似ている部分があると思います。(ブログ「防災と終活」

    ”準備しておいた方がいいのは分かっているけど何から始めたらいいのか分からない”

    ”まだ先のことだから、そのうちでいいかな”

    こんな感じで腰が重い人はたくさんいると思います。

    いつ来るか分からないことに対して準備するのは難しいですよね。

    しかし、『もしものとき』が来てしまってからでは遅いこともあるのです。

    重要なことだけど緊急性がないことから、実際に行動に移す人が少ないという点でも防災と終活は似ているのではないでしょうか。

    では実際に防災グッズで何を用意すればいいのか。

    その他にも、備蓄品(お家に備えておくもの)として、

    ・食料や水(最低3日分、できれば1週間分×家族分)

    ・生活用品(ティッシュ、トイレットペーパー、ラップ、ごみ袋、ポリタンク、携帯用トイレ・・・など)

    [出典:とくしん+1防災編 災害の「備え」チェックリストより]

    防災の準備も終活も一度にやり切ろうとすると疲れてしまいます。

    家族と話し合いながら進めてみてはいかがでしょうか。

    『備えあれば憂いなし』

    いつかは必ず訪れる「もしものとき」に備えて今できることはしておきましょう。

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    *終活支援スタート

    徳島県小松島市で異業種に携わる女性3人が『ヘアメーク、遺影撮影、終活相談』を一括する終活支援事業をスタートした記事を徳島新聞社様に掲載していただきました。(9月14日分)

    前回のブログで遺影撮影をしてくださる写真家さん(武本淳美さん)の紹介をしたので、今回はヘアメークを担当してくださる美容師さん(平田陽子さん)のご紹介。

    私は武本さんの紹介で平田さんと知り合ったのですが、年齢も近いことから、とても話しやすく気さくな印象を受けました。

    実は以前、私のプロフィール写真を撮る前のヘアメークをお願いしたのですが、やはりプロは違いますね。(当たり前ですが笑)

    最近の流行りを取り入れつつ、こちらの希望を聞いてくれたり、撮影用のライトが当たった時の写真の仕上がりを考えてヘアメークをしていただきました。

    美容室はアットホームな雰囲気でリラックスしてお任せできます。

    自分が亡くなったあと、遺影写真を見ることはできませんが、やはりお気に入りの一枚を選びたくはないですか?

    ちょっと魔法をかけたような素敵な自分。

    そんな自分に仕上げてくれる平田陽子さんのご紹介はコチラ↓↓↓

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    *終活の第一歩

    ROLLではプロのカメラマンさんとのコラボ企画で『生前遺影撮影』のご予約を受け付けております。

    遺影写真は自分で見ることはできませんが、気なりませんか?

    自分が大切にしていることや、趣味に明け暮れている日常など、プロのカメラマンさんに撮ってもらえる機会は滅多にありません。

    亡くなってから家族が慌てて写真を探すのではなく、自分らしい最高の一枚を未来に遺すための『生前遺影撮影』。

    ご希望の方はヘア&メイクの手配も可能です。

    写真撮影の後は終活ライフケアプランナーとの歓談、その間に写真プリント(1枚)のご用意ができます。

    明るさや色味等の調整を行った写真データ(1枚)のお渡しもあるので、遺影以外にSNSのアイコン等にも使えますよ。

    もうすぐ敬老の日。

    お孫さんやお子さんからプレゼントするのもいいですね。

    お問い合わせはコチラから↓↓↓

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    *計画と実行の日

    皆さんは「PDCAサイクル」をご存知ですか?

    ビジネスシーンではよく聞く言葉ですが、私は恥ずかしながら起業するまで知りませんでした。

    Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)の4つを繰り返し行うことで業務の質や効率を継続的に改善する方法です。

    9月5日は『計画と実行の日』とされているのですが、これは計画を立てて実行することの大切さを世の中に広めていくことを呼びかけています。

    PDCAサイクルはビジネスシーンだけでなく、日常でも使えると思います。

    例えばダイエット。

    まずは目標のゴールを決め、そのためには何をしたら良いのかPlan(計画)を立てます。

    次は立てた計画に沿って実際に行動に移すDo(実行)。

    運動を取り入れるとか食事を見直すとか。

    成果は出ているか、目標は達成できたか、実行した結果を振り返るのがCheck(評価)になります。

    その結果を基にうまくいかなかった点は見直し、効果的だった方法は継続するのがAction(改善)です。

    ビジネスシーンはもちろんですが、普段の生活でも「PDCAサイクル」を活用することによって自分の生活習慣などを改善することもできそうですね。