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*残暑お見舞い申し上げます
気付けば8月も中旬、お盆ですね。
”徳島の夏”といえば、やはり阿波おどりでしょうか。
私は14日に行って来ました。
期間中、毎年1回は観に行くのですが、今年は例年より外国の方が多かったような気がします。
浴衣を着ていたり、コスプレっぽい服を着ていたりと、日本を楽しんでいる様子でした。
先週祖父が亡くなり、ここ数日は死後の事務手続きなどで忙しかったのですが、「今日はゆっくり休む」と決めて阿波おどりを楽しんで来ました。
お盆といえど、もちろん仕事の方もいるでしょうし、お子さんが夏休みだったりする親御さんは毎日の食事や遊びに連れて行ったりでお疲れのことでしょう。
時間がある時は、ぜひ自分を癒してあげてください。
ゆっくりお風呂に浸かったり、好きな漫画に没頭したり、休日はダラダラ過ごしたり、たまには自分を甘やかしてあげてはいかがでしょうか。
そうすることで、また明日からの活力になるはずです。
まだまだ残暑が厳しいですが、皆様もお身体ご自愛くださいね。
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*天晴れ
いわゆる私は”おじいちゃん・おばあちゃん子”でした。
自営業で喫茶店を経営していた母に代わり、子供の頃は旅行などよく連れて行ってもらったものです。
私が小学生よりまだ小さかった頃、祖父は私を連れて飲み屋さんに行ったり(今の時代なら完全にアウト)、祖母には編み物を教えてもらったりと楽しい思い出がたくさん残っています。
祖母が亡くなって約30年。
先日、祖父が永眠いたしました。
特に大きな病気もなく天寿を全うした老衰で、90歳の大往生です。
私がこの仕事を始めようと思ったきっかけになったのが祖父の存在です。
ある程度の年齢になったら自分が死ぬ前のことと死んだあとのことを具体的に考え、家族や大切な人に自分の希望を伝えておくことで本人にとっても残される者にとっても後悔を減らすことができます。
私の場合は祖父が認知症になってから終活の重要性に気付いたので、祖父の希望を全て叶えられたかは分かりません。
「本人にとっていいようにしてくれること」と「家族がいいと思ってすること」は違うからです。
しかし、祖父が最期を過ごした施設では手厚いケアをしていただき、一人暮らしをしていた頃に比べて毎日が楽しかったと思います。
それは面会の時に見せる笑顔や、部屋に飾られていた季節行事の写真に写る満面の笑みを見れば分かります。
皆さんはどのような最期を迎えたいか、ぼんやりとでも考えていますか?
祖父が亡くなったことはもちろん悲しいですが、母も私も納得のお別れができました。
おじいちゃん、安らかにお眠りください。
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*夏と高齢者
「暑いですね〜」
最近は人に会うたびに第一声がこれのような気がします(笑)
皆さん、いかがお過ごしですか?
梅雨明けが早すぎて、すっかり夏ですね。
暑さに老いも若きもないですが、やはり高齢者は特に気を付けないと夏バテしてしまうと思います。
筋肉量が減り、身体の機能が低下している高齢者は少しの油断が熱中症につながります。
以下のことに気を付けて生活していただきたいです。
- 暑い時間帯の外出は控える
- 出かける時は日傘や帽子、通気性の良い長袖の服を選ぶ
- 水分補給を忘れず、こまめに飲水する
- 室内の温度を調整する
高齢者の中には”もったいないから”とか”暑くないから”といった理由でエアコンや扇風機を使いたがらない人もいます。
でも、考えてみてください。
一番大切なのは自分の命です。
自分が快適に過ごせる環境を優先しなければ大変なことになります。
特に認知症になった場合、体温調節ができず、自分の着る服が選べない方もいます。
私の祖父がそうでした。
去年の夏、裏起毛のトレーナーに半纏を着て現れ、私をはじめ家族を驚かせました。
すぐに着替えてもらいましたが、背中は汗びっしょりで、でも本人は何とも思っていない様子。
高齢者は自分で気温や体調の変化に気付いていない場合もあるので、周りの人が気にかけてあげましょう。
当たり前のことですが、「食べること」「寝ること」「動くこと」は高齢者でなくとも生きていくうえで、とても大切なことです。
この夏を乗り切るために、普段の生活を見直し、生活のリズムを整えましょう。
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*6月のあれこれ
今回は終活以外のお話。
6月といえば梅雨ですよね。
なんだかジメジメして体調も崩しがちになっていませんか?
洗濯物は溜まるし、家事をする者にとってはなかなかしんどい季節です。
雨の日が多いうえ、6月は祝日がないので家族でお出かけする機会も減ってしまいますよね。
そんな時は室内でできることを楽しみましょう。
家の大掃除をしたり部屋の模様替え、または静かな図書館に行って雨音をBGMに本の世界に没入できるのもこの季節ならではの楽しみ方ではないでしょうか。
他にもこの先やってくる夏休みや連休の計画を立てるのもいいと思います。
楽しみがあればその日まで頑張れますからね♪
さて、話は変わって『ジューンブライド』も6月の行事の代名詞ですが、「なぜ雨の多い6月に結婚式?」と思いますよね。
『ジューンブライド』とは梅雨のない西洋の文化における習慣だからです。
西洋では天候の安定した季節なので結婚式に最適だそうです。
”6月に結婚する花嫁は幸せになれる”という言い伝えを現代っ子は知っているでしょうか?(笑)
夫婦別姓などが騒がれている昨今ですが、昔は好きな人の苗字になるのが憧れだった時代もあるのです(笑)
今は女性が働くのも当たり前になり、結婚のために免許証やら通帳の名前を変えるのが女性だけの負担になるのはおかしい時代になりました。
この辺がネックで結婚に踏み切れない方もいるのではないでしょうか。
日本はだいぶ遅れているような気がするジェンダー問題など、皆が心地よく過ごせるようになればな・・・とパソコンの前で一日過ごす雨の日でした。
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*はじめようの日
3月21日は『はじめようの日』という記念日だそうです。
”スリー、ツー、ワン”のカウントダウンを3月21日に見立てているのですね。
まだまだ寒い日もありますが、季節はもう春です。
新年度に向けて、何か新しく始めてみるのはいかがでしょうか。
仕事を理由になかなかできなかった習い事や、興味があるけど一歩が踏み出せなかった事など。
行ってみたかった場所に行ってみる、疎遠になった友達に連絡を取ってみるなど、何でもいいんです。
終活もそうですが、「まだ先でいいかな」と思っているとどんどん先送りになってしまうものです。
思い立ったが吉日!
重い腰を上げて、何かを始めてみませんか?
終活に迷いがある方は是非ROLLにご相談ください。
まずは終活の第一歩、セミナーからでもお待ちしております。
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*お彼岸
今年の春のお彼岸は3月17日(月)〜3月23日(日)の7日間です。
お参りに行くタイミングに特に決まりはありませんが、あの世との距離が最も近付く日(ご先祖様への思いが通じやすくなる日)であることから、ベストなお参りの日はお彼岸の中日(春分の日)とされています。
”暑さ寒さも彼岸まで”という言葉がありますが、お彼岸という言葉自体、仏教に由来するもので、春のお彼岸と秋のお彼岸ともに春分の日と秋分の日を中日とする前後3日間、合計7日間がお彼岸の期間になるのです。
お彼岸が7日間もある理由として、ご先祖様を偲ぶ中日以外の6日間は本来『修行を積む期間』であり、6つの修行を1日ひとつずつ行うことから合計7日間あります。
ご先祖様の供養と自身の修行、これらがお彼岸の期間にすることだそうです。
終活をする中で、今後の「お墓はどうする?」問題が出てくると思います。
高齢になると遠い場所にはなかなか行けないものです。
墓じまいを考えている方も多いのではないでしょうか。
お墓参りや仏壇仏具の掃除、お供えなどをするのも年々大変になるでしょう。
この機会に家族とお墓について話し合うきっかけになるかも知れませんね。
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*今年を振り返って
今年最後のブログとなりました。
皆さんはどんな一年だったでしょうか。
新年を迎えた時に今年の目標を立てられた方もいると思います。
達成できましたか?
年末の大掃除もそうですが、一気にやろうとしても気持ち・体力ともに続かないものなので前もって計画を立て、少しずつクリアしていくことが大切ですね。
終活もそうです。
終活と一言で言っても、すること・考えることはたくさんあります。
突然予期せぬ出来事が訪れた時でも慌てなくて済むよう、気になっている方は今のうちから始めておきましょう。
私の2024年は終活ライフケアプランナーの資格取得に始まり、相談場所の改装や、プランナーとして活動するための準備の一年でした。
私の仕事を知ってもらい、終活をもっと身近なものにするのが私の来年の目標です。
皆様、良いお年を・・・
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*おじいちゃんの近況報告
先日、祖父の面会に行ってきました。
私と母は月に1〜2回ほど祖父が暮らす施設に会いに行っています。
面会は割と自由で、自宅からもそんなに遠くないので助かっています。
先月会いに行った時はハロウィンパーティーをした時の写真を見せてくれたのですが、そこに写る祖父は「満面の笑みとはこのことか!(笑)」というぐらい今までに見たことのない、本当に楽しそうな表情でした。
元々人の集まる所が好きな祖父だったので、今の生活は一人で家にいた時よりいいのかも知れません。
高齢者の一人暮らしは寂しいものになりがちですが、季節のごとのイベントなどに参加している祖父は「今」を楽しめているような気がします。
今回会いに行った時も、面会室に飾られているポインセチアを嬉しそうに指さして私と母に見せてくれました。
家族だけでは解決できない介護の場面でお手伝いしていただける施設の方々には感謝しかありません。
今年無事90歳を迎えたおじいちゃん、これからも長生きしてね。
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*生前整理その2
前回に引き続き、生前整理のお話。
今回は子が親の整理を手伝う場合の流れと仕分け区分を書いておきます。
まず、本人にとって大切なものの確保です。その中でも
“絶対になくしてはいけないもの”(通帳や権利書等)
“解約時の手続きが必要なもの”(カード類)
“高級品”(宝石・時計・絵画・骨董品等)
に分けましょう。
次に、本人と相談してから決めるものを分類します。
“思い入れが強いもの、思い出の品”(写真等データ化も考慮)
“誰かが引き取って使用したいもの”(食器や家電等で親がすでに使用していないもの)
“今後も本人が生活に使用したいもの”(使用中の衣類や車いす等)
ここから仕分け作業を始めます。
「必要なもの」「保留して考えるもの」は箱に仕舞ったり、ひとつの部屋にまとめておいたりします。
「不要なもの」に関してはリサイクル(リサイクルショップやオークション)に出したり、人に譲ることを検討してみましょう。
廃棄処分する場合は、自治体の無料回収や専門業者に依頼します。
『そのうちに・・・』と思っていても、一気にできることではないので、私のオススメは『1日1捨て』です。
財布の中のレシート一枚でもいいんです。
不要なものを1日1個捨てるだけで、月に30個(31個)捨てることができ、スッキリします。
年末のこの時期をきっかけに、不要なものを処分して、スッキリした気分で新年を迎えませんか。
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*生前整理その1
早いもので12月・・・師走ですね。
皆さんは大掃除に取り掛かっていますか?
今回は生前整理のお話です。
『生前整理』とは、いざという時に必要なものがすぐに準備できるようにしておくことです。
年齢を重ねて増えたモノの整理を行い、家の中の動線を確保したり転倒でのケガを防ぐという目的もあります。
ちなみに『遺品整理』とは、亡くなった方が所有していた動産物全般の整理を指します。
一般的には四十九日法要を終えてからと言われていますが、「ご遺族の気持ちの整理がついたら」、「親族が遠方で何度も通えない」など、事情に合わせて行いましょう。
生前整理で不用品の処分が体力的に難しい場合は、子どもを巻き込んで手伝ってもらいましょう。
この機会を利用して、思い出話や財産のことまで想いも伝えることができます。
一気に片付けができない場合は、段ボールなどの箱に「大切」「処分」「保留」など大きく書いておくことで後々整理しやすくなります。