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*今年を振り返って
今年最後のブログとなりました。
皆さんはどんな一年だったでしょうか。
新年を迎えた時に今年の目標を立てられた方もいると思います。
達成できましたか?
年末の大掃除もそうですが、一気にやろうとしても気持ち・体力ともに続かないものなので前もって計画を立て、少しずつクリアしていくことが大切ですね。
終活もそうです。
終活と一言で言っても、すること・考えることはたくさんあります。
突然予期せぬ出来事が訪れた時でも慌てなくて済むよう、気になっている方は今のうちから始めておきましょう。
私の2024年は終活ライフケアプランナーの資格取得に始まり、相談場所の改装や、プランナーとして活動するための準備の一年でした。
私の仕事を知ってもらい、終活をもっと身近なものにするのが私の来年の目標です。
皆様、良いお年を・・・
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*おじいちゃんの近況報告
先日、祖父の面会に行ってきました。
私と母は月に1〜2回ほど祖父が暮らす施設に会いに行っています。
面会は割と自由で、自宅からもそんなに遠くないので助かっています。
先月会いに行った時はハロウィンパーティーをした時の写真を見せてくれたのですが、そこに写る祖父は「満面の笑みとはこのことか!(笑)」というぐらい今までに見たことのない、本当に楽しそうな表情でした。
元々人の集まる所が好きな祖父だったので、今の生活は一人で家にいた時よりいいのかも知れません。
高齢者の一人暮らしは寂しいものになりがちですが、季節のごとのイベントなどに参加している祖父は「今」を楽しめているような気がします。
今回会いに行った時も、面会室に飾られているポインセチアを嬉しそうに指さして私と母に見せてくれました。
家族だけでは解決できない介護の場面でお手伝いしていただける施設の方々には感謝しかありません。
今年無事90歳を迎えたおじいちゃん、これからも長生きしてね。
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*生前整理その2
前回に引き続き、生前整理のお話。
今回は子が親の整理を手伝う場合の流れと仕分け区分を書いておきます。
まず、本人にとって大切なものの確保です。その中でも
“絶対になくしてはいけないもの”(通帳や権利書等)
“解約時の手続きが必要なもの”(カード類)
“高級品”(宝石・時計・絵画・骨董品等)
に分けましょう。
次に、本人と相談してから決めるものを分類します。
“思い入れが強いもの、思い出の品”(写真等データ化も考慮)
“誰かが引き取って使用したいもの”(食器や家電等で親がすでに使用していないもの)
“今後も本人が生活に使用したいもの”(使用中の衣類や車いす等)
ここから仕分け作業を始めます。
「必要なもの」「保留して考えるもの」は箱に仕舞ったり、ひとつの部屋にまとめておいたりします。
「不要なもの」に関してはリサイクル(リサイクルショップやオークション)に出したり、人に譲ることを検討してみましょう。
廃棄処分する場合は、自治体の無料回収や専門業者に依頼します。
『そのうちに・・・』と思っていても、一気にできることではないので、私のオススメは『1日1捨て』です。
財布の中のレシート一枚でもいいんです。
不要なものを1日1個捨てるだけで、月に30個(31個)捨てることができ、スッキリします。
年末のこの時期をきっかけに、不要なものを処分して、スッキリした気分で新年を迎えませんか。
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*生前整理その1
早いもので12月・・・師走ですね。
皆さんは大掃除に取り掛かっていますか?
今回は生前整理のお話です。
『生前整理』とは、いざという時に必要なものがすぐに準備できるようにしておくことです。
年齢を重ねて増えたモノの整理を行い、家の中の動線を確保したり転倒でのケガを防ぐという目的もあります。
ちなみに『遺品整理』とは、亡くなった方が所有していた動産物全般の整理を指します。
一般的には四十九日法要を終えてからと言われていますが、「ご遺族の気持ちの整理がついたら」、「親族が遠方で何度も通えない」など、事情に合わせて行いましょう。
生前整理で不用品の処分が体力的に難しい場合は、子どもを巻き込んで手伝ってもらいましょう。
この機会を利用して、思い出話や財産のことまで想いも伝えることができます。
一気に片付けができない場合は、段ボールなどの箱に「大切」「処分」「保留」など大きく書いておくことで後々整理しやすくなります。
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*夫婦について考える
この時期になると、テレビや週刊誌で”理想の芸能人夫婦”が発表されていますよね。
11月22日が『いい夫婦の日』だというのは、財団法人余暇開発センター(現 財団法人生産性本部)により1988年に制定されたそうです。
この日に入籍(婚姻届提出)される方も多いのではないでしょうか。
ちなみに『よい夫婦の日』というのもあり、こちらは4月22日の語呂合わせからきているそうです。
さて、私も気付けば結婚生活が20年以上になりますが、割と平和に楽しくここまでやってこれました。
夫と親には感謝しかありません。
そりゃあね、たまには険悪ムードの時もありますよ。
仕事で嫌なことがあった時、単に虫の居所が悪かった時など。
そんな時は必要以上に近づき過ぎず、適度な距離感を保つようにしています。
言い合いになっても、根底に相手を思いやる気持ちがあれば夫婦関係だけでなく、友達との友情関係なんかも些細なことで崩れてしまうことはないと私は思っています。
とはいえ、ツーカーの仲になった夫婦でも、心の中の真意までは分かりません。
終活では、自分の思いや希望(意思表示)を伝えることが大切です。
エンディングノートに書いたなら、そのことを家族や周りの人に伝えておいて下さい。
パートナーだけでなく、友人や、もしかしたらこの先お世話になるかも知れない医療者や介護者にも自分の気持ちは言葉にしないと伝わりません。
周りの人には感謝の気持ちを忘れずに接していくことで、自分の幸せな結末(最期)に結びつくのではないでしょうか。
ご縁があって一緒になった結婚相手。
これからも楽しく夫婦をやっていこうじゃないの。
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*明日オープンです
2024年11月2日 ROLLの喫茶コーナーがオープンします。
先だって関係者様にプレオープンのお披露目をさせていただいたのですが、お祝いの品やお花を頂戴し、皆様のお心遣い、本当に嬉しかったです。
と同時に、これから頑張っていかなければ・・・と気持ちが引き締まる思いでした。
人とのご縁を大切に、これからどんな出会いがあるか楽しみです
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*オープン日 決定!
ROLLのオープン日が決まりました!
2024年11月2日(土)です。
ここ数日は開店に向けて内装工事の追い込みや関係者様との打ち合わせなどで、本当にバタバタしていました。
工事関係者様はもちろん、家族にも協力をしてもらい感謝の気持ちでいっぱいです。
私のこだわりやワガママにもお付き合いいただき迷惑もたくさんかけたと思いますが、素敵な方々に恵まれてここまで来ることができました。
本当にありがとうございます。
以前にも書きましたが、ROLLは気軽に終活に触れてもらうことができるよう喫茶スペースを設けていますので、まずは喫茶店に行くような感覚でお越しいただければと思います。
その上で終活に興味があるけどなかなか踏み出せない方や、何から始めたらいいのか迷っている方のお手伝いができればと、考えています。
[個別相談] 11時〜18時(要予約)
[喫茶コーナー] 9時〜12時(土・日のみ営業)
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*エイッ!と踏み出す勇気
面倒なことはついつい後回しにしてしまう・・・
で、直前になって慌てる。
私の悪い部分です(笑)
終活もそうですが、「そのうちエンディングノートを書こう」と思っていてもズルズル先延ばしになってしまっている方もいるのではないでしょうか。
終活でなくとも、やり残したことはないですか?
行ってみたいと思っていた場所への旅行や、キャリアアップのための習い事など。
前にも書きましたが、死を目の前にして多くの人が思うのは「やりたいと思うことをやればよかった」という後悔だそうです。
時間やお金、年齢を言い訳に後回しにしていると後悔が残る最期になってしまうかも知れません。
『気なったことはとりあえずやってみる』
新しく何かを始めたり自分の知らない世界に飛び込むには勇気が必要です。
私も起業したはいいけど、この先どうなるか分かりません。
でも、時間は有限です。
だからこそ人は頑張れるのではないでしょうか。
終活を通して自分の人生と向き合ったとき、新たな何かを見つけることができるかも知れません。
若い頃に描いていた夢を思い出すのもいいですね。
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*縁起を気にしますか?
少し前の芸能ニュースで、タレント・俳優の石田純一さんの生前葬のイベントがありましたね。
終活の一環で生前葬を行ったり、生前墓を建てることを予定している方もいるでしょう。
一昔前なら「まだ死んでもいないのにお墓を建てるなんて縁起が悪い!」と考える人も多かったと思います。
しかし終活をするという考えが広がり、様々なことを前もって準備しておくことが重要になった昨今、これからの時代は生前葬や生前墓が当たり前になっていくのかも知れません。
その昔、生前墓は『寿陵墓(じゅりょうぼ)』と呼ばれ、聖徳太子や秦の始皇帝など、歴史人物も生前墓を建ててきたそうです。
名前に『寿』という文字が入っていることから、長寿や子孫繁栄、家庭円満など生前墓(寿陵墓)は縁起の良いものとされていたのですね。
実際問題、生前墓を購入することにはメリットがあります。
家族で話し合う機会ができたり、残された家族の負担を軽減できることです。
自分の財産から費用を捻出することによって、子どもや孫の金銭的な負担を減らすことができるのは大きなメリットではないでしょうか。
その他にじっくりお墓を選べるのも利点です。
デザインや墓地の場所など、家族と話し合う時間があれば自分の亡き後も安心して家族に任せることができます。
親子で話し合いながら準備することでお互いに納得できる供養方法を選択することができるでしょう。
終活全般に言えることですが、「死ぬ時(死んだ後)のことを考えるなんて縁起が悪い!」と考える人もまだまだ多いと思います。
しかし昔と今では時代が違うのです。
社会の変化、価値観の変化、環境の変化、気持ちの変化・・・戦後日本の社会は大きく変わりました。
長寿化したことで老後〜人生最期(死の迎え方)の常識が変化しました。
自分が望む人生の最期を迎えるための気持ちの整理と準備が必要になった今、縁起が悪いからと避けて通るのではなく、終活を通して新しい自分に出会い、自分らしく生き生きとした人生を過ごしていただきたいです。
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*いよいよ・・・
工事が始まりました。
喫茶店だった店舗をカフェスペースを残しつつ、終活セミナーを開催したり個別相談ができる場所に改装する工事です。
終活に興味はあるけど何から始めたらいいのか迷っている方や、終活って何をすればいいの?と悩んでいる方に、もっと気軽に終活に触れてもらうための場所です。
最近はインターネットや書籍などでたくさんの情報を得ることができます。
しかし私は人との出会いやご縁を大切にしたいと考えていますので、楽しくおしゃべりしながら終活のお手伝いができればいいなと思います。
終活というジャンルはとっつきにくいイメージがあると思いますが、まずは喫茶店に行く感覚で気軽にコーヒーでも飲みに来ていただければ嬉しいです。
まだ工事は始まったばかりですが、皆様とお会いできる日を楽しみにしています。
オープン日等につきましては、詳細が決まり次第こちらにもご報告させていただきます。