 
	*介護のお話(その2)
今回は『介護を受ける人との接し方』についてです。
①傾聴、受容、共感
話に耳を傾ける「傾聴」、話を否定せず受け入れる「受容」、喜怒哀楽に「共感」することが大切。
②非言語コミュニケーション
肩に手を置く、手を握るなどのスキンシップも有効。リラックスして話せるような環境を整えることに気を配る。
③できることは本人にやってもらう
介護とは、全てを世話するものではない。「衰え」ではなく、「できること」に目を向けて、役に立っているという自己有用感を持ってもらう。
④その人らしさ、その人らしい暮らしを大切に
本人の意思や、その人らしい暮らし方を尊重するよう心がける
私の祖父は認知症が進んでから表情が乏しくなり、ほとんど喋らなくなりました。
こちらの言っていることが理解できているのか、正直分からないことも多々ありました。
そんな時は手を握るなど、言葉ではないコミュニケーションが有効な場合もあります。
介護は全てをやってあげるのではなく、本人のできることに目を向けることが大切です。
否定するのではなく、受け入れる。
介護の現場だけでなく、普段の人間関係でも実践できれば人との関わり方も違ってくるのではないでしょうか。
参考資料:介護をする家族のための介護と保健ガイドブック
 
	
	