*終活はじめの一歩
そもそも終活とは?
『人生の終わりに向けて、最後まで自分らしくいられるために、元気なうちに前向きに、自分が死ぬまでのことと自分が死んだ後のことを具体的に考え、希望を伝え、準備すること』
です。
簡単に言えば人生の最期に備えての「老い支度・死に支度」ですが、早めに準備しておくことで「もしものとき」がやってきても慌てずにすみます。
ですが、実際にはなかなか手をつけられず本格的に取り組むことは難しいと考える方もいるでしょう。
それは人間誰しも「いつ」やってくるのか分からないことに備えるのは苦手だからです。
しかし、遅いか早いかの違いだけであり、人生の最期は必ず訪れます。
それならば、なおさら元気で動けるうちに終活を始めることが大切です。
終活を具体的に考える場合、内容は大きく分けて以下の通りです。
自分が死ぬまでのこと
①今までの自分の振り返りとこれからの生き方プランニング
②医療の希望
③介護の希望
④お金やモノの整理
⑤遺言書、家族へのメッセージの作成
自分が死んでからのこと
①葬儀
②埋葬
③死後に必要な事務手続き
④ペットの養子縁組
⑤財産の振り分け・相続税の申告
自分の希望や思いを伝えるために、自分自身はどうしたいのかをひとつひとつ考えていきます。
まずはエンディングノートなどを活用して、今までの振り返りとこれからのことを書き出してみるのがいいと思います。
頭の中であれこれ考えるだけより、文字にすることで自分の気持ちに気付くこともあるのではないでしょうか。