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*自分と向き合うための時間

前回は2週にわたって子ども世代からの視点で親の終活について書きましたが、今回は親の立場から見た終活についてお伝えしようと思います。

子どもに終活を勧められたら親はどう感じるでしょうか。

自分ではまだ早いと思っている方はショックを受けるかもしれません。

寂しい気持ちや不安になることもあるでしょう。

でも、少し落ち着いて考えてみると『もしものとき、子どもが困るのでは?』『自分の希望はちゃんと伝わっているのかな?』という考えになると思います。

実際に突然の入院や介護で家族が慌てるケースは少なくありません。

”子どもに迷惑をかけないために”終活を始める方もいると思います。

もちろんそれも大切なのですが、本当はそれだけではありません。

終活は過去・現在・未来の視点で自分の人生を振り返ることでこれからの人生をどう生きていきたいかを考えることができます。

自分の希望を整理したり、不安を言葉にして軽くするための時間でもあるのです。

医療や介護について、あなたはどこまで考えていますか?

どんな最期を迎えたいと思っていますか?

子どもが終活を勧めてきても、それは「早く終わりを考えてほしい」と思っている訳ではありません。

いざというときに困らないように、できるだけ親の希望を尊重し、この先も安心して暮らしてほしいという気持ちが込められています。

言い方が不器用だったり、タイミングが突然だったりすると、誤解が生まれてしまいます。

しかし、子どもは心配と愛情を持って親に終活を勧めていることを分かってあげてくださいね。

親が終活を始める理由として、

・子どもに迷惑をかけたくない

・自分の人生を整理したい

・最後まで自分らしくいたい

というようなことが挙げられます。

今すぐ始められる小さな一歩として、エンディングノートを書いたり通帳の整理をしたり、介護や医療について家族と話し合うということができますね。

『迷惑を減らし、安心を残す』

終活は自分と向き合うための時間です。

終活を死の準備として捉えるのではなく、この先の人生を自分らしく生きるためや家族に対しての愛情だと考えれば前向きな終活ができるのではないでしょうか。